人と自然その最良関係を取り結ぶために・・・株式会社 橘組

進化する耐震改修工法

耐震改修工法には大きく分けて、建物そのものの耐力をあげる耐震補強と、地震のエネルギーを機械的に吸収させる耐震補強の2種類の工法があります。これまでは建物の壁面積や壁量(枚数)を増やして耐震性を高める工法が一般的でしたが、近年では、制震装置との組み合わせによる耐震改修工法や、既存の柱の強度もしくは靭性性能を高める新工法が開発されています。

④ハイパー耐震工法

ピロティー階または一般階の柱

リブ付き分割鋼板と繊維シートを組み合わせるため各パーツの細分化が可能で設置が容易

●退去が不要で居ながら施工できる
●外観を極力損ねず建物の強度・粘り強さが高まる

⑤繊維巻工法

ピロティー階または一般階の柱

靭性に優れた工法で比較的施工が容易だが強度面で不足する場合があり単一で施工されるケースは少ない

●採光・専有面積等への影響がない
●固さや強度への補強効果は少ないが靭性効果は大

⑥鋼板巻立工法

ピロティー階または一般階の柱

比較的設置が容易だが、柱が太くなり空間の有効面積が減少することがある

●意匠や採光等への影響がない
●固さや強度は高いが靭性効果が小さい

耐震改修に革新をもたらすハイパー工法

ハイパー耐震工法は、細分化されたリブ付分割鋼板を強固に組み合わせることで軽量かつ高強度を実現し、さらにリブ界面に発現する摩擦力によって制振効果も期待できます。
また、重機を用いることなく省スペースでの施工が可能なため、多様な建物へ対応できるほか、建物意匠への影響も最小限に抑えることが可能です。

①耐震壁補強

耐震壁のない箇所の工事

建物の壁面積を増やすことで耐震性を高めるため空間の有効面積が減少することがある。

●単純な工事で簡単に施工できる
●建物の有効面積が減少することがある

②ブレース補強

耐震壁のない箇所の工事

鉄骨ブレース(筋違い)を増設する工法のため建物の外観や内装への影響が出やすい。

●補強部材の使用量が少なくて済む
●建物意匠・日照・採光への影響がある

③アウトフレーム工法

既存建物外観箇所の工事

設置にあたって敷地面積などの条件をクリアする必要があり、意匠への影響も大きい。.

●退去が不要で居ながら施工できる
●採用範囲が限定的である